米国ジョージア州ゴードン郡レンジャーに建つ石張りのダブテイルログとティンバーフレームの結婚式場
2400 On The River – Ranger, GA

アメリカ南部、アトランタから北へ約1時間半ほど車を走らせた場所に、「レンジャー(Ranger, Georgia)」という小さな町があります。多くの日本人には馴染みのない地名ですが、このエリアはアパラチア山脈の南端にあたり、ブルーリッジ・マウンテン(Blue Ridge Mountains)の豊かな自然に包まれています。南部特有の穏やかな気候と、四季を通じて色彩豊かに変化する森と丘陵地帯が魅力で、朝夕の光が霧に包まれる幻想的な風景は、訪れる人々を静寂と安らぎの世界へと誘います。
ジョージア州レンジャーという静かな楽園
レンジャーは、ジョージア州でも特に“スローライフ”が息づく地域として知られており、広大な私有地に点在するログハウスやティンバーフレームが、地元の自然素材と共存するように建てられています。観光地としての華やかさはありませんが、むしろその「素朴さ」こそがこの地の魅力であり、自然と人が調和したアメリカ南部らしい暮らしの美学を感じることができます。
2400 On The River ― 木と石が織りなす南部の芸術建築
ジョージア州北部、レンジャーの森と渓流に抱かれた静かな丘に、「2400 on the River」という名の特別な結婚式場があります。アメリカ南部のクラフトマンシップを象徴するこの場所は、ダブテイルログ造りの披露会場とティンバーフレーム造りのチャペルがあります。森と川、木と石、人と自然――それらのすべてが調和した“芸術としての建築”です。


建物は、ノースジョージアの山岳風景を背景に、木と石が織りなすクラフトマンシップの極致として設計されました。太いログ材を交差させた重厚な外観は、まるでアメリカ開拓時代のロッジを思わせる佇まいでありながら、内部は洗練された意匠と最新の快適性を兼ね備えています。
石積みとダブテイルログが描く重厚な披露宴ホール

メインとなる披露宴会場は、ティンバーライク(ポスト&ビーム)に伝統的なダブテイルログと石張りスタイルが組み合わされて建てられました。その内部に足を踏み入れると、木の温もりと石の重厚感が絶妙に調和した空間が広がり、まるで山岳ロッジと教会の融合を思わせるような荘厳な雰囲気を漂わせています。
壁面にはオールドログハウスのような装飾や、アンティーク調のアーチ型扉、ステンドグラスの採光窓が印象的に配置され、自然光が差し込むたびに木肌と石壁が黄金色に輝きます。
天井には巨大なトラス梁が幾重にも交差し、その構造美がまるで芸術作品のように空間を支えています。木組みの力強さと職人技が織りなすディテールは、アメリカ南部の伝統建築の真髄そのものです。
このホールは、ウェディングの披露宴会場として使用されており、木の香りと音の響きがまるで自然と一体化するような心地よさを演出します。
ティンバーフレームのガゼボ型チャペル ― 川辺に浮かぶ祝福の舞台

屋外に広がるガゼボスタイルのチャペルは、ハースストーンが誇るティンバーフレームで組まれたオープンエアー型となっています。太い梁と柱がリズミカルに組まれた木組みの構造は、まるで大自然の中に建てられた大聖堂のようになっています。
中央には大きなシャンデリアが吊るされ、頭上には木漏れ日とともにライトが柔らかく灯り、目の前にはチャタフーチー川(Chattahoochee River)が静かに流れています。川のせせらぎと風の音が祝福の音楽となり、夕暮れには西日が木の梁を黄金色に照らし出します。
会場の一角には石造りの暖炉が設けられ、夜には薪の炎がゲストを包み込み、まるで南部の森に浮かぶ幻想的なリトリートのような雰囲気を醸し出します。木、石、光、そして自然の音――そのすべてが調和した瞬間、この空間は“建築”という言葉を超えた体験へと変わります。
本プロジェクトについては、【ハースストーンホーム】までお問い合わせ下さい。

