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けやきのウス作りの工程を紹介【B.C.ログホームズ】

2012年12月5日 - 加工事例

ケヤキのマタを仕入れたので、これからウスを作ります。何しろ重いのと堅いので、簡単にはいかない。格闘の様子をアップします。

掘りこむ深さまでバ―を突っ込む、みかん掘り。チェーンソーから煙が出そう。キックバックも半端ない。

三角に掘った後、バーの先端を使い奥のほうをこそぎ取るようにして荒とりをし、ブラシをかけるように形作る。 この時もキックバックに気を使う。

ここからは、手道具の出番。「ウスくりチョウナ」ではつる、カン、カン、とまるで石を叩いているよう。 

刃物の削った面は、艶がでてくる。

腕はパンパン。握力が無くなり、握った指は自力で開けなくなる程だ。

チョウナのあと、四方反りかんなで中を仕上げる。つるつるすべすべで、ずっと撫で回したくなる。

あとは、外まわりを仕上げるだけとなる。


By | 2012年12月5日

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